エアコン掃除を自分でやる方法!初心者向けの手順と必要な道具
- 有限会社Refix
- 3月24日
- 読了時間: 13分

▶︎1. エアコン掃除を自分でするメリットと基本知識

エアコンは定期的に掃除しないと、ホコリやカビが溜まり、効きが悪くなったり、健康にも影響を与えたりすることがあります。とはいえ、「プロに頼むとお金がかかるし、自分でできるならやってみたい」と思う方も多いのではないでしょうか?
ここでは、エアコン掃除を自分でするメリットや、掃除しないとどうなるのか、基本的な構造について解説します。
1.1 エアコン掃除を自分でするメリットとは?
エアコン掃除を自分ですると、コストを抑えられたり、好きなタイミングでできたりするメリットがあります。
具体的には、次のようなメリットがあります。
費用を節約できる
プロに依頼すると1万円以上かかることが多いですが、自分で掃除すれば最低限の道具代だけで済みます。
好きなタイミングで掃除できる
業者に依頼すると予約が必要ですが、自分で掃除すれば「エアコンの汚れが気になったときにすぐ対応」できます。
エアコンの仕組みを理解できる
自分で掃除することで、エアコンの構造や手入れのポイントが分かり、故障時の対応力もアップします。
ただし、自分で掃除できる範囲には限りがあるため、無理に分解しないことが大切です。
1.2 掃除しないとどうなる?放置のデメリット
エアコンを掃除せずに放置すると、性能が落ちるだけでなく、健康や電気代にも悪影響を及ぼします。
放置した場合の主なデメリットは以下の通りです。
放置すると… | 影響 |
ホコリやカビが溜まる | エアコンの風と一緒に部屋中に拡散し、アレルギーやニオイの原因に |
冷暖房の効きが悪くなる | 熱交換器やフィルターが詰まり、エアコンのパワーが低下 |
電気代が高くなる | 汚れが詰まると余計な負荷がかかり、消費電力が増加 |
故障しやすくなる | 長期間放置すると、部品の劣化が進み修理費が高額に |
特に、夏や冬に急にエアコンが効かなくなると大変ですよね。そうなる前に、定期的に掃除をして快適な状態を保ちましょう。
1.3 掃除前にエアコンの構造を知ろう
エアコンの構造を簡単に知っておくと、掃除すべきポイントが分かりやすくなります。
一般的な家庭用エアコンは、以下のようなパーツで構成されています。
フィルター:ホコリをキャッチする部分。こまめに掃除すれば効率アップ!
吹き出し口・ルーバー:冷暖房の風が出る部分。カビが発生しやすいので注意!
熱交換器(アルミフィン):冷暖房の熱を伝える部分。ホコリが詰まると効きが悪くなる原因に。
ファン:風を送り出す重要なパーツ。カビが付くとニオイの元になることも。
室外機:エアコンの冷暖房を外で調整する装置。ゴミやホコリが詰まると効率が下がる。
この中でも、自分で掃除できるのはフィルターや吹き出し口、簡単なホコリ取りまでです。
熱交換器やファンの奥まで掃除したい場合は、無理せずプロに依頼するのが安心ですね。
▶︎2. エアコン掃除の準備と必要な道具

エアコン掃除を始める前に、しっかり準備をしておくことが大切です。適切な道具を使わなかったり、事前確認を怠ると、エアコンを傷つけたり故障させてしまうことも。
ここでは、掃除前に確認すべきポイントや必要な道具、洗剤の選び方について解説します。
2.1 掃除前に必ず確認するポイント
エアコン掃除を始める前に、以下のポイントを必ずチェックしましょう。
① 電源を切り、コンセントを抜く
掃除中に誤って電源が入ると感電のリスクがあります。安全のために、必ずコンセントを抜いておきましょう。
② エアコンの型番を確認する
エアコンの種類によっては、フィルターの取り外し方や掃除方法が異なります。メーカーや型番を確認し、取扱説明書を参考にしましょう。
③ 周囲を養生して汚れ対策をする
エアコン掃除ではホコリや水が飛び散ることがあります。周囲の家具や床をビニールや新聞紙で保護すると、後片付けが楽になります。
④ 高所作業に注意する
エアコンは壁の高い位置に設置されていることが多いので、掃除の際は安定した踏み台や脚立を使いましょう。
2.2 自分でエアコン掃除をするために必要な道具一覧
エアコン掃除には、専用の道具を使うことで効率よく、しっかり汚れを落とせます。
以下の道具を準備しておくと安心です。
道具 | 用途 |
掃除機(ブラシ付き) | フィルターのホコリを吸い取る |
柔らかい布 or マイクロファイバークロス | 吹き出し口やルーバーの拭き取り |
中性洗剤 or 専用クリーナー | 汚れを浮かせて落とす |
歯ブラシ or 綿棒 | 細かい部分の汚れ取り |
スプレーボトル | 洗剤を薄めて吹きかける |
ビニールシート or 新聞紙 | 汚れが飛び散るのを防ぐ |
ゴム手袋 | 洗剤で手荒れしないように保護 |
特に、フィルター掃除には掃除機や柔らかい布が必須です。無理にこすったり強い洗剤を使うと、素材を傷める原因になるので注意しましょう。
2.3 市販の洗剤と専用クリーナーの違い
エアコン掃除には 「市販の洗剤」と「エアコン専用クリーナー」 がありますが、それぞれ特徴が異なります。
種類 | 特徴 | 使用できる部分 |
中性洗剤(台所用) | 手軽に使えるが汚れ落ちは普通 | フィルター・外装カバー |
アルカリ洗剤 | 油汚れやしつこい汚れに強いが強力すぎることも | ルーバー・吹き出し口 |
エアコン専用クリーナー | エアコンの内部汚れにも対応できるがやや高価 | 熱交換器・フィン |
ポイント:エアコン内部には専用クリーナーを!
エアコン専用クリーナーは、内部のカビやホコリをしっかり落とせるよう設計されています。一般的な洗剤では内部の汚れを十分に除去できないこともあるので、熱交換器などの掃除には専用クリーナーを使うのがおすすめです。
また、洗剤を使用した後はしっかり水拭きをして、成分が残らないようにすることも重要です。
▶︎3. 自分でできるエアコン掃除の手順

エアコン掃除は、「フィルター」→「吹き出し口・ルーバー」→「熱交換器」→「内部ファン」→「室外機」 の順番で進めるのが基本です。
ここでは、それぞれの掃除方法やコツを詳しく解説します。
3.1 フィルター掃除の方法とコツ
エアコンフィルターの掃除は、エアコンの性能を維持し、電気代の節約にもつながります。
【掃除の手順】
エアコンの電源を切り、コンセントを抜く
カバーを開けてフィルターを取り外す(無理に引っ張らないよう注意)
掃除機でホコリを吸い取る(ブラシ付きノズルを使うと◎)
水洗いする(軽い汚れなら水だけでOK、油汚れは中性洗剤を使用)
しっかり乾かしてから元に戻す(完全に乾かさないとカビの原因に)
【掃除のコツ】
掃除機を使うときは優しく → 強く吸うとフィルターが傷む
水洗い後は陰干しで乾かす → 直射日光に当てると変形の原因になる
頻度の目安:2週間に1回の掃除が理想
ホコリが溜まると、エアコンの風量が落ちて冷暖房の効率が悪くなるので、こまめに掃除しましょう!
3.2 吹き出し口・ルーバーの掃除方法
エアコンの吹き出し口やルーバー(風向きを調整する部分)は、カビやホコリが溜まりやすい場所です。
【掃除の手順】
乾いた布やハンディモップでホコリを拭き取る
水を含ませた布で優しく拭く(汚れがひどい場合は中性洗剤を使用)
アルコール除菌スプレーを使うとカビ予防に◎
完全に乾かしてからエアコンを動かす
【掃除のコツ】
力を入れすぎない → ルーバーは壊れやすいので、優しく拭く
カビが発生していたら専用クリーナーを使用 → 酷い場合はプロに依頼
頻度の目安:1ヶ月に1回が理想
吹き出し口にホコリがついていると、部屋中にホコリが舞ってしまうので注意しましょう。
3.3 熱交換器(アルミフィン)のホコリを取る方法
熱交換器(アルミフィン)にホコリが詰まると、エアコンの効きが悪くなります。
【掃除の手順】
エアコンの前面カバーを外す
掃除機(ブラシ付き)で軽くホコリを取る
エアコン専用クリーナーを吹きかける(説明書に従って使用)
水拭きをして洗剤を残さないようにする
完全に乾かしてからカバーを戻す
【掃除のコツ】
掃除機は軽く当てる程度 → フィンは柔らかく、変形すると性能が落ちる
専用クリーナーを使うのがベスト → 水拭きだけでは奥の汚れは落ちにくい
頻度の目安:半年に1回程度
アルミフィンが詰まると冷暖房の効率が悪くなり、電気代が余計にかかることも。定期的な掃除がおすすめです。
3.4 内部ファンの掃除はどこまでできる?
内部ファンは汚れが溜まりやすい場所ですが、掃除が難しい部分でもあります。
【掃除の手順】
エアコンのカバーを開け、吹き出し口の奥を確認する
ハンディモップや綿棒で表面のホコリを取る
エアコン内部用スプレーを吹きかける(自己責任で)
汚れがひどい場合はプロのクリーニングを検討
【掃除のコツ】
無理に分解しない → 内部の分解は専門知識が必要
専用スプレーを使う場合は自己責任で → 使い方を間違えると故障の原因に
内部ファンの汚れがひどい場合はプロに依頼したほうが安全です!
3.5 室外機の簡単なお手入れ方法
室外機が汚れると、エアコンの効きが悪くなる原因になります。
【掃除の手順】
電源を切り、コンセントを抜く
ブラシや掃除機で表面のホコリを取る
水をかけて汚れを落とす(高圧洗浄機はNG)
周囲の障害物を取り除き、風通しをよくする
【掃除のコツ】
内部は触らない → 素人が分解すると故障の原因に
エアコンの周りに物を置かない → 風通しが悪いと冷暖房効率が落ちる
頻度の目安:3ヶ月に1回が理想
特に夏や冬のシーズン前に掃除すると、エアコンの効きが良くなりますよ!
▶︎4. エアコン掃除を自分でする際のNG行為とプロに任せるべきケース
エアコン掃除をする際に、やってはいけないNG行為を知らずに作業してしまうと、故障の原因になったり、最悪の場合は感電や火災のリスクもあります。
また、自分で掃除できる範囲とプロに任せたほうがいい範囲を見極めることも大切です。
ここでは、注意すべき掃除方法や、プロに依頼するべきケースについて詳しく解説します。
4.1 分解掃除はNG?素人がやると危険な理由
エアコンの内部を分解しての掃除は、絶対に避けたほうが良い作業のひとつです。
エアコンは一見シンプルに見えますが、内部には精密な電気部品やセンサー、冷媒を循環させる配管などがあり、素人が分解すると元に戻せなくなったり、故障の原因になることが多いです。
【分解掃除が危険な理由】
電気基盤を傷つける可能性がある
エアコン内部には基盤やセンサーが組み込まれており、誤って水や洗剤をかけるとショートしてしまうことがあります。
また、静電気で基盤が破損することもあり、素手で触るのも危険です。
内部ファンやモーターを傷つけるリスク
送風ファンはプラスチック製のものが多く、無理な力を加えると割れたり歪んだりすることがあります。
ファンが歪むとバランスが崩れ、異音が発生する原因になります。
分解後に元に戻せなくなることが多い
ネジの位置や組み立て順序を間違えると、正常に動作しなくなることがあります。
「分解して掃除したら動かなくなった」というトラブルは意外と多いです。
【自分でできる範囲】
掃除できる部分 | 掃除を控えるべき部分 |
フィルター | 内部ファン |
吹き出し口・ルーバー | 熱交換器の奥 |
室外機の表面 | 電気基盤・配線部分 |
「内部の汚れが気になる」と思っても、無理に分解せず、専用のエアコンクリーニングを依頼するのがベストです。
4.2 間違った掃除方法で故障することも
エアコンの掃除をする際、間違った方法で掃除をしてしまうと、故障やトラブルの原因になります。
【やってはいけない掃除方法とリスク】
間違った掃除方法 | 故障のリスク |
高圧洗浄機で内部を掃除する | 水が電気部分に入りショートする |
強い洗剤(漂白剤・酸性洗剤など)を使う | 部品のコーティングが剥がれ、劣化が早まる |
フィルターを濡れたまま戻す | カビが発生し、空気が汚れる |
ルーバーを無理に外す | 破損し、風向きが調整できなくなる |
掃除後にすぐ運転する | 濡れたままの内部にカビが繁殖 |
【正しい掃除方法のポイント】
水を使う掃除は慎重に → 電気部分に水がかからないよう注意する
洗剤は中性洗剤を選ぶ → 強力な洗剤は素材を傷めるため避ける
無理に外さない → 固くて外れない部品は無理に取り外さない
「自己流で掃除をしていたらエアコンが動かなくなった」というケースも少なくないので、注意しましょう。
4.3 こんな場合はプロに任せるのが安心
以下のような場合は、無理せずプロのエアコンクリーニングを依頼しましょう。
【プロに依頼すべきケース】
エアコンから嫌なニオイがする
フィルター掃除をしてもニオイが消えない場合、内部にカビが発生している可能性が高いです。
プロの高圧洗浄なら、カビや汚れを徹底的に除去できます。
エアコンの効きが悪くなった
設定温度を下げても冷えない、風が弱いと感じたら、内部の熱交換器が汚れているかもしれません。
熱交換器の洗浄は自分では難しいため、プロに依頼するのがベストです。
エアコンを長く使いたい
3年以上使っているエアコンは、一度プロのクリーニングを受けると、パフォーマンスが大幅に改善されることがあります。
定期的なメンテナンスで寿命を延ばし、買い替えコストを抑えることができます。
【プロに依頼するメリット】
メリット | 詳細 |
徹底的な洗浄ができる | 素人では落とせない内部のカビや汚れも完全除去 |
故障リスクを避けられる | 専門技術で安全にクリーニング |
作業時間が短い | 1〜2時間程度で完了 |
エアコンの寿命を延ばせる | 定期的なクリーニングで長持ちさせられる |
「掃除してもエアコンの調子が悪い」「内部の汚れが気になる」という方は、プロのクリーニングを検討してみると良いでしょう。
▶︎5. まとめ:エアコン掃除は自分で正しく行って快適な空間を!
エアコン掃除を自分で行うことで、節約しながら快適な空間を維持できるのは大きなメリットです。
特に、フィルターや吹き出し口の掃除は手軽にできるので、定期的に行うことでエアコンの効きが良くなり、電気代の節約にもつながります。
【エアコン掃除の基本ポイント】
フィルターは2週間に1回掃除すると、エアコンの効率がアップ!
吹き出し口やルーバーは月1回拭き掃除して、ホコリやカビを防ぐ
熱交換器や内部ファンの掃除は慎重に、無理に分解しないこと
間違った掃除方法は故障の原因になるため、注意が必要
ニオイが気になる・エアコンの効きが悪い場合はプロに依頼するのが安心
エアコンを正しく掃除すれば、1年中快適に過ごせます。特に冷房や暖房を本格的に使うシーズン前に掃除をすると、より快適な空間を保てますよ!
「自分で掃除しても汚れが取れない」「もっと徹底的に掃除したい」と思ったら、プロのクリーニングを活用するのもおすすめです。エアコンの寿命を延ばしながら、清潔で快適な環境を手に入れましょう!
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