エアコンの新規取付の手順と注意点|失敗しない設置のコツ
- 有限会社Refix
- 9月16日
- 読了時間: 13分

▶︎1. エアコンの新規取付の基本|手順と注意点をわかりやすく解説

1.1 エアコンの新規取付とは?基礎知識をチェック
エアコンの新規取付とは、まだ設置されていない場所に新しくエアコン本体と室外機を取り付ける作業を指します。引っ越しや新築住宅への入居、店舗や事務所のオープンなど、さまざまな場面で必要になります。
既存の配線・配管・コンセントが整っていないことも多く、単に「機械を設置する」だけでは終わらないのがポイントです。設置には電気工事・冷媒配管・穴あけ・室内外のスペース確保など、専門的な知識と技術が求められます。
エアコンの新規取付は、プロの技術力と段取りの良さが仕上がりを大きく左右します。
「中古のエアコンを買って設置だけお願いしたい」「引っ越し先で壁に穴をあけられないかも」など、よくある不安や悩みにも丁寧に対応することが求められます。
最近では、エアコン本体と設置工事がセットになったプランも多く見かけますが、それぞれの家庭や事業所の状況に合った柔軟な対応が必要です。
1.2 手順や注意点を知っておかないと損する理由とは?
エアコンの新規取付は、ただ「つければいい」わけではありません。
以下のような問題が発生しやすく、事前に手順や注意点を知らないと後悔するケースが多いんです。
たとえばこんなポイントがあります。
設置場所を誤ると冷暖房効率が悪くなる
ドレン配管が不適切だと水漏れやカビの原因になる
電源容量不足でブレーカーが落ちやすくなる
これらは実際によく起きるトラブルで、いずれも事前の知識と準備で防げるものばかりです。
また、作業を依頼する業者によって仕上がりや対応も大きく異なります。料金だけで選ぶと、「工事が雑だった」「説明が不十分だった」など不満が残ることも。
特に多い失敗例としては…
配管の傾斜不足で結露水が逆流
外壁の穴あけ位置が不適切で景観を損ねる
安易な延長コード使用で発火リスク
こうしたリスクを避けるためにも、エアコン新規取付の正しい流れと注意点を理解しておくことが大事です。
忙しい日々のなかで、エアコンが使えない時間が長引くだけでもストレスになります。取付作業は一見シンプルに見えますが、実は奥が深い工程。この記事では、初心者でもわかりやすく、順を追って解説していきます。
▶︎2. エアコンの新規取付の具体的な流れとポイント

2.1 現地調査と事前ヒアリングがカギ
エアコンの新規取付において、最も大事なのが「事前の現地調査とヒアリング」です。
この工程を丁寧に行うことで、無駄なトラブルや追加工事を防げます。
たとえば、以下のようなチェック項目があります。
設置予定の部屋の広さや天井の高さ
壁の材質(コンクリート・石膏ボード・木材など)
コンセントの位置と電源容量
室内機と室外機の設置場所とその距離
排水(ドレン)の処理ルート
隣接する建物や道路との距離感
この段階で見落としがあると、設置日当日に工事が進まないこともあります。
実際によくある失敗としては、
① エアコン用の専用コンセントがなかった
② 壁が石膏ボードで補強が必要だった
③ 室外機の置き場所が風通しの悪い狭小スペースだった
こうしたトラブルを防ぐには、訪問調査をしてもらえる業者を選ぶことが大事です。
また、事前ヒアリングでは「希望する冷暖房性能」や「騒音が気になるかどうか」「部屋の使用頻度」なども伝えておくと、最適な機種や設置方法を提案してもらいやすくなります。
2.2 設置場所・機種選びのポイント
設置場所や機種の選定は、快適さと省エネ性に直結する重要なポイントです。
ただ単に「壁に空きスペースがあるから」「安かったから」という理由だけで決めると、後悔することも少なくありません。
まず、エアコンの能力(kW)と部屋の広さのバランスが大切です。
たとえば…
6〜8畳:2.2kW程度
10〜12畳:2.8〜3.6kW
14畳以上:4.0kW以上
この能力が低すぎると冷暖房の効きが悪くなり、高すぎると電気代が無駄にかさみます。
さらに注意したいのが以下のポイント:
直射日光の当たる場所は避ける
エアコンの風が直接人に当たらないようにする
家具やカーテンに風が遮られないようにする
室外機が高温にならないよう通気を確保する
特に、室外機の設置場所の工夫が重要です。屋根のない場所では雨ざらしになり、屋根のある狭い場所では排熱がこもりやすく、故障や冷却力の低下につながります。
見た目だけで決めてしまうと、使い勝手や耐久性に影響が出やすいので、専門業者と相談しながら決めましょう。
2.3 設置前の準備作業(配線・穴あけ・下地確認など)
設置工事の前には、見えにくいけれどとても重要な準備工程があります。これを怠ると、後々のトラブルにつながりやすくなります。
具体的には次のような作業があります。
コンセントや電圧の確認(100V/200V対応)
専用回路が必要かどうかの判断
壁に穴をあける位置の決定と下地の確認
ドレンホースの排水方向の設計
室外機の振動対策と設置スペースの確保
たとえば、壁の中に柱や断熱材がある場合、穴あけが難航するケースもあります。
また、配線が露出しないようモール処理が必要な場合もあり、作業に時間と追加費用がかかることも。
よくある失敗例:
① ドレンホースの傾斜が足りず水が逆流
② 配線を無理やり通して断線
③ 壁に穴をあけた場所から雨水が入り込む
見えない部分ほど丁寧に施工されているかどうかが、長期的な快適さを左右します。
2.4 設置作業の流れ(室内機・室外機・真空引き)
実際の取り付け作業は、工程が多く、それぞれに注意点があります。
主な流れは以下の通りです。
室内機設置(壁に水平に固定)
室外機設置(傾斜・振動・排熱対策)
配管工事(冷媒管・ドレンホース・電源線)
穴あけと配管の通し込み
真空引き作業(冷媒管内の水分・空気を除去)
冷媒ガスの封入と漏れチェック
電源接続・保護カバー取付
この中でも、「真空引き」は最も専門的で重要な工程です。
真空引きを行わない、もしくは不十分だと、冷媒ガスが劣化しやすくなり、冷えない・故障しやすいエアコンになります。
また、ドレンホースの傾斜が不十分だと排水不良となり、水漏れトラブルの原因になります。
壁の穴の気密性を保つことも重要で、断熱対策が甘いと冬場に冷気が入ってくることもあります。
2.5 最終確認とアフター説明(試運転・保証など)
工事が終わった後は、試運転をしっかり行ってもらうことが大事です。
チェックするポイント:
冷風・温風の出力に異常はないか
室外機の音や振動はないか
リモコンの操作に遅延がないか
排水がスムーズに行われているか
設置位置が図面や希望通りかどうか
加えて、操作説明やお手入れ方法、保証期間、連絡先の案内があると安心です。
アフターケアまで含めて「良い設置工事」です。
たとえば、忙しい家庭では「使い方はリモコンを見れば分かるだろう」と思いがちですが、細かい操作や機能を知らずに誤った使い方をするケースもあります。
また、保証の有無や対応スピードの差も、後からトラブルになりやすいポイントなので、その場でしっかり確認しておきましょう。
▶︎3. エアコンの新規取付でありがちな失敗とその対策

3.1 配管ミス:結露・ドレン詰まりなどのトラブル
エアコンの設置で意外と多いのが、配管周りのミスによるトラブルです。
代表的なのが、ドレンホースの処理不良による水漏れや、配管の傾き不足による結露です。
こんな失敗が多いです。
ドレンホースの傾きが逆で排水が戻る
配管が外壁にしっかり密着していない
穴の防水処理が不十分で雨水が侵入
配管トラブルは見えない部分だけに、発見が遅れやすいのが厄介です。
解決策としては、施工時に水平器を使ってドレンの勾配をきちんと確保し、外壁とのすき間にコーキング処理を施すことがポイントです。また、使用開始後も異音や水漏れに早く気づくために、定期的な目視点検も効果的です。
3.2 電源周りの落とし穴:容量不足やブレーカー問題
「設置してすぐにブレーカーが落ちた…」というのも、よくあるトラブルのひとつです。
原因は以下のようなケースがほとんど。
専用コンセントがない
他の家電と同じブレーカーを使っている
エアコンの消費電力と電源容量が合っていない
とくに古い住宅や集合住宅では、エアコンの専用回路が設けられていないことが多く、そのまま使うと頻繁にブレーカーが落ちたり、最悪の場合は火災リスクにもつながります。
事前に電気容量を確認し、必要であれば分電盤からの配線工事やコンセントの新設が必要です。
設置業者に現地調査の段階でしっかり確認してもらいましょう。
3.3 設置場所の選定ミス:風向き・日射・騒音トラブル
見落としがちなのが、設置する場所の環境に関する問題です。
たとえばこんなケースがあります。
窓のすぐ上に設置して直射日光をもろに受ける
ベッドやデスクに風が直接当たって不快
室外機が寝室の窓付近で騒音が気になる
冷房効率が落ちるだけでなく、快適性が損なわれて日常的なストレスの原因になります。
解決策としては、以下のような工夫が有効です。
日射を避ける位置や遮熱シートの活用
風向を調整できる設計や間取りへの配慮
室外機は通気性と静音性を考慮して設置
設置位置の検討は使う人のライフスタイルと建物の構造をよく理解したうえでの判断が必要です。
3.4 業者選びでの失敗:価格だけで選ぶリスク
インターネットで「エアコン取付 最安値」と検索して依頼した結果、「説明がなかった」「施工が雑だった」など後悔するケースも少なくありません。
価格だけを重視するとこんなトラブルが起こりがちです。
配管や材料が粗悪で早期劣化
作業時間が短すぎて仕上がりにムラ
連絡がつきづらくアフター対応が雑
価格が安い業者ほど、部材の質や作業の丁寧さにばらつきがあることが多いです。
選ぶ際は、以下のポイントを確認すると安心です。
施工実績や口コミ評価
資格保有者が在籍しているか
見積もり内容が明確で、追加料金が発生しないか
アフターサポートの体制
信頼できる業者を選ぶことが、結果的に長期的な満足につながります。
▶︎4. エアコンの新規取付の手順と注意点を知らずに起きる日常トラブル
4.1 朝の忙しい時間に冷えない…その原因と対処
夏の朝、出かける準備でバタバタしている中、「あれ?エアコンが冷えない…」なんてことありませんか?
このような「効かないエアコン」トラブルは、設置時の不備が原因であることが多いです。
よくある原因はこちら:
冷媒ガスが正しく封入されていない
真空引きが不十分で空気や湿気が残っている
室外機の通気が悪く、効率が下がっている
忙しい時間にエアコンが動かないだけで、準備にかかる時間が10〜15分は増えてしまうことも。
こうしたストレスを避けるためには、設置時に作業内容を細かく確認し、「真空引き」や「冷媒圧力チェック」がしっかり行われているか、確認しておくのが安心です。
4.2 湿気と結露で壁がカビだらけに
「なんか壁が湿ってる?」「カビ臭いかも…」 これもまた、新規取付時の配管やドレン処理のミスが原因で起こるトラブルのひとつです。
こんな状況がカビの原因になります。
ドレンホースが逆勾配で水が逆流
外壁の穴に防水処理がされていない
配管に結露防止処理がされていない
これらのミスは、見た目ではなかなか気づきません。放置していると、壁紙が剥がれたり、木材が腐食する可能性もあるため注意が必要です。
対策としては、配管を断熱材できちんと保護し、ドレンホースの排水ルートを明確に設計することがポイントです。
4.3 子どもや高齢者に優しい設置とは
家族に子どもや高齢者がいる場合、ただ冷える・暖まるだけでは不十分です。エアコンの設置場所や風の向きが、健康面や安全面に影響を与えることもあります。
たとえばこんなケースがあります。
ベビーベッドに冷風が直撃して体調を崩す
高齢者の寝床が冷えすぎて血行不良に
手が届かずリモコン操作が困難
こうした問題を防ぐには、人の動線や使いやすさを考慮した設置計画が必要です。
対策としては、
冷風が直接体に当たらない位置に設置
手元にリモコンが届くように設計
室外機の音や振動が寝室に影響しない配置
などが挙げられます。
誰にとっても快適に使える設置こそ、本当の意味で「丁寧な施工」だと言えます。
▶︎5. エアコンの新規取付ならREFIXにおまかせ
5.1 東海3県対応!地域密着だからできる迅速対応
有限会社REFIXは、愛知県・岐阜県・三重県の東海3県を中心に対応しています。地域密着型の強みを活かし、現地調査から設置工事、アフターケアまで、迅速かつ丁寧に対応しています。さらに、受付時間は平日9:00〜17:00で、急ぎの相談や見積もり依頼にもスピーディに対応。
地元の環境や建物の特徴をよく理解しているからこそ、スムーズで確実な対応が可能です。
5.2 経験豊富な資格保有スタッフが担当
REFIXでは、空調機器の新規取付にあたり、経験豊富で専門資格を有するスタッフが施工を担当しています。
スタッフ全員が、冷媒や電気に関する知識をしっかり持っており、建物ごとの構造や使用環境に合った最適な工事を行います。
「確かな技術で信頼を築く」というモットーのもと、見えない部分の施工も手を抜かず、長く快適に使えるよう細部までこだわった作業が特徴です。
5.3 新規取付だけでなく機器選びからワンストップ対応
REFIXでは、単なる取付作業だけでなく、機器の選定からアフターケアまでワンストップで対応しています。
サービスの流れは以下の通り。
現地調査とヒアリング
最適なエアコン機種のご提案
正確な見積もり提示
プロによる丁寧な設置作業
試運転・使い方の説明
アフターサポート対応
また、業務用から家庭用まで幅広いタイプに対応しているため、個人・法人問わず利用しやすい体制が整っています。
5.4 安心のアフターサポートと無料見積もり体制
「設置して終わり」ではなく、その後のサポートまで対応するのがREFIXの強みです。
作業後の不具合に即対応
無料での見積もり・相談受付
定期メンテナンスの契約も可能
万が一のトラブル時にもすぐに連絡が取れる安心感があり、長く使い続けるうえで頼れる存在です。
また、料金面も明朗で、事前にしっかりとした見積もりを提示してくれるので、「あとから追加料金がかかった」という心配もありません。
初めての新規取付でも安心して任せられる、柔軟で誠実な対応が魅力です。
▶︎6. まとめ:エアコンの新規取付で後悔しないために大事なこと
6.1 この記事の振り返りと要点まとめ
ここまで、「エアコンの新規取付」に関する手順や注意点、失敗例や日常でのトラブル事例まで、幅広くご紹介してきました。
あらためて、押さえておきたい要点を以下にまとめます。
設置前の現地調査とヒアリングが超重要
設置場所と機種選定が快適性を左右する
真空引きや配管処理など、施工の丁寧さが耐久性を決める
業者選びで価格だけに目を向けると後悔する可能性がある
設置後のサポート体制まで含めて安心できる業者に依頼するのが◎
エアコンの新規取付は、ただ「設置すれば終わり」ではありません。
長期的な快適さや安全性を得るためには、施工前からの準備や業者選びがとても大事です。
6.2 エアコン設置で迷ったらまずはプロに相談を
ここまで読んで、「やっぱり難しそう…」「どこに頼めばいいかわからない」と感じた方もいるかもしれません。
そんなときは、無理せずプロに相談するのがいちばん確実です。
特に、東海3県(愛知・岐阜・三重)でエアコン設置を考えているなら、確かな技術と信頼を持つ「有限会社REFIX」がおすすめです。
無料で現地調査・お見積もり可能
経験豊富な資格保有スタッフが丁寧に対応
新規取付からメンテナンス・修理まで一貫対応
「安心して任せられる業者」を選ぶことが、失敗しない最大のコツです。
設置を検討している方は、まずは相談からはじめてみてください。
▶︎エアコンの新規取付工事ならプロにおまかせください
有限会社REFIXは、東海3県(愛知・岐阜・三重)でエアコンの新規取付・修理・メンテナンスなど空調全般をワンストップで対応。
エアコンのことならまずはお気軽にご相談ください。
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