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エアコンの節電方法で電気代を年間1万円カットするコツ

  • 有限会社Refix
  • 4月22日
  • 読了時間: 13分



▶︎1. エアコンの節電方法とは?基本を知って無駄をカット



1.1 そもそもエアコンが電気を多く使う理由

エアコンは、室温を変えるときに一番電気を使うんです

エアコンの電気代が気になる方、多いですよね。 その理由は「温度を変えるエネルギー」がとても大きいからなんです。


たとえば、冷房で部屋をキンキンに冷やすとき。 この最初の冷却のタイミングに、エアコンはぐっと電力を使います。 暖房も同じで、寒い部屋を一気に温めるときが一番パワーが必要なんです。

つまり、設定温度と実際の部屋の温度に差があるほど、エアコンの負担が大きくなるということなんですね。


だからこそ、つけっぱなしの方が実は電気代が安くなる…なんて話もあるくらいです。 これは、「スイッチを入れ直すと毎回エネルギーをたくさん使う」からなんですよ。

日中の気温差が大きい日や、真夏・真冬にはとくに注意したいポイントですね。


1.2 冷房と暖房、どっちが電気代が高いの?

じつは、暖房のほうが電気代がかかることが多いんです

意外に思う方もいるかもしれませんが、冷房よりも暖房の方が電気代がかさみやすい傾向があります。

なぜかというと、空気を温めるにはかなりのエネルギーが必要だから。 冷房は外の熱を逃がす仕組みですが、暖房は外が寒いぶん「部屋を温めるエネルギー」がたくさん必要なんですね。


また、冬場は日照時間が短く、部屋の温度も下がりやすいです。 そのぶん、暖房がフル稼働になりがちで、電気代がぐんと上がることも。

エアコンを暖房に使うなら、断熱対策や室温キープの工夫が欠かせません。


1.3 エアコン節電が注目される背景

電気代の高騰とエコ意識の高まりが、節電を後押ししています。

ここ数年、電気料金がぐんと上がっているのをご存知でしょうか? 特に2022年以降、燃料費の高騰や円安の影響で、家計への負担が増えています。


そんな中、「少しでも節電したい」「無駄を減らしたい」という声が急増しています。

さらに、環境への配慮も大きな理由です。 二酸化炭素の排出を減らす取り組みとして、家庭レベルでできる「エアコンの節電方法」が注目されているんです。


最近では、省エネ性能が高いエアコンの普及や、節電モードの活用など、無理なく続けられる方法も増えてきました。

エアコン節電は、電気代を抑えるだけでなく、地球にやさしい暮らしにもつながっているんです



▶︎2. 今日からできるエアコンの節電方法



2.1 設定温度の工夫でムリなく節電

たった1度の設定温度で、年間数千円の節電効果が期待できるんです。

冷房なら「28度」、暖房なら「20度」がよく知られた目安ですが、これはあくまで基準。 人によって「暑がり」「寒がり」も違うので、無理のない範囲で少しずつ調整するのがコツなんです。


たとえば、冷房の設定を27度から28度にするだけで、約13%の電力がカットできるとも言われています。 これを1日8時間使うと仮定して、1シーズン(3か月)使い続けると、家庭で年間数千円の電気代を節約できる可能性があるんですよ。


さらに、湿度の調整も体感温度に大きく影響します。 冷房は除湿モード(ドライ)を活用することで、肌に感じる暑さを軽減しながら電力消費も抑えられるんです。

冬場なら、靴下・ひざ掛け・加湿器を併用することで体感温度は大きく変わります。 特に加湿器は空気をしっとり保ち、20度設定でも室内を十分に暖かく感じさせるんです。


2.2 自動運転とタイマー、実はどっちがいい?

実際には「使うシーンによって使い分ける」のが、いちばんの節電方法なんです。

まず自動運転ですが、これは最新のエアコンほど省エネ性能が高く、賢く温度調整してくれる機能です。 スイッチを入れると、設定温度に達するまで一気に強運転。 その後は、出力を自動的にセーブしながら温度を維持してくれるんです。


意外かもしれませんが、弱運転でダラダラ動かすよりも、結果的に消費電力を抑えてくれるケースが多いんですよ。

一方でタイマーは、夜間や外出時にとても便利。 特に寝るときは、就寝から1〜2時間でタイマーオフに設定しておくと、深夜の冷えすぎ・暖めすぎを防げます。


また、日中の外出前に1時間後のオンタイマーをセットしておけば、帰宅時に快適な温度が保たれつつ、無駄な電力も抑えられるんです。


つまり、

  • 長時間使うときは「自動運転」

  • 短時間だけなら「タイマー」 この使い分けが、電気代のムダをぐっと減らすコツなんですね。


2.3 風向き・風量の調整で効率アップ

風の流れを制する者が、節電を制します。

エアコンの風向きや風量は「なんとなくそのまま」という方も多いかもしれません。 でも実は、風向きだけでも節電効果は大きく変わるんですよ。


たとえば冷房では、風を「上向き」や「水平」に設定するのが正解。 冷たい空気は自然と下に流れるので、無理に下向きにしなくても部屋全体にひんやり感が広がります。

一方、暖房はその逆で、風を「下向き」にして、足元から部屋を温めるようにしましょう。 暖かい空気は上にたまりやすいので、上部ばかり温まって足元が寒い…という無駄を防げるんです。


さらに風量は「自動設定」がおすすめ。 弱風でずっと動かすよりも、必要な時にしっかり動いて、温度を安定させる方が効率的なんですよ。

できれば人がいる方向に風を向けるようにすることで、エアコンの出力を抑えても快適さをキープできます。


2.4 扇風機・サーキュレーターとの併用テクニック

エアコンの電気代を抑えるなら、空気を“動かす力”を借りるのが近道です。

冷暖房を効率よく循環させるには、扇風機やサーキュレーターとの併用がとっても効果的なんです。

たとえば、冷房時。 扇風機を「天井に向けて」回すと、冷気が部屋全体にふんわりと広がってくれます。 この空気の流れがあるだけで、設定温度を1〜2度高くしても十分快適に過ごせるんですよ。


暖房時には、サーキュレーターの出番。 部屋の上部にたまった暖かい空気を、下に送り込むように風を循環させます。 足元の寒さが和らぎ、設定温度を低めに抑えられるようになります。


しかも扇風機やサーキュレーターの消費電力は、エアコンのおよそ10分の1以下。 併用すればするほど、電気代の差がはっきり出てきます。

特に天井が高いお部屋や、風の流れが悪い間取りのおうちでは、この併用がとても有効です。



▶︎3. 節電に効く!エアコンの掃除とメンテナンス



3.1 フィルター掃除をさぼると電気代が上がる?

フィルターが汚れていると、エアコンは通常の1.2〜1.3倍の電力を消費することがあります。

エアコンの吸気口についているフィルターには、空気中のホコリや花粉、細かいゴミがどんどんたまっていきます。 この汚れが目詰まりを起こすと、空気がうまく取り込めず、必要な温度になるまでに時間がかかってしまうんですね。


その結果、エアコンは「もっとがんばらなきゃ!」と必要以上に動いてしまい、無駄に電力を使ってしまうというわけです。

ある調査では、月に1回フィルター掃除をするだけで、年間で約3,000〜4,000円の節電効果があるという結果もあります。


掃除の仕方はとっても簡単。


  1. フィルターを取り外す

  2. 掃除機でホコリを吸い取る

  3. 汚れがひどいときは水洗い+日陰干し


これだけで、エアコン本来の性能をしっかり発揮してくれますよ。

とくにペットがいるご家庭や、キッチンの近くに設置されているエアコンは汚れがたまりやすいので、こまめなチェックが大事です。


3.2 室外機の置き場所や掃除も見逃せない

室外機の状態ひとつで、冷暖房の効率が大きく変わるんです。

エアコンの室外機は、部屋の中で温めたり冷やした空気を、外に排出するという大切な役割を担っています。 この排熱・吸熱のプロセスがスムーズに行われるほど、エアコンは効率よく働けるんです。


でも、以下のような状態だと、そのパフォーマンスが下がってしまいます。


  • 室外機の前に植木鉢や自転車が置かれている

  • 地面からの熱が反射して熱がこもっている

  • 周囲に風通しを遮る壁やフェンスがある

  • ファンの内部にゴミやホコリがたまっている


これらの状態が続くと、冷暖房効率が10〜20%ほど低下するとも言われています。

節電のためには、こんな対策がおすすめです。

チェック項目

節電ポイント

室外機の前を50cm以上あける

空気の流れをスムーズにする

日陰を作る(すだれや遮熱パネル)

室外機の温度上昇を防ぐ

年1〜2回の簡単な掃除

ファンや吸気口の目詰まりを防ぐ


室外機って普段あまり意識しない部分ですが、ちょっとした配慮で長く節電効果が続く大事なパーツなんですよ。


3.3 プロによるエアコンクリーニングの効果とは?

内部まで徹底的にキレイにしてもらうと、節電効果だけでなく空気の質までぐっと変わります。

家庭用のエアコンは、使っていくうちに「内部」にもカビやホコリがたまっていきます。 これが冷暖房効率を下げたり、アレルギーやニオイの原因になったりするんです。


とくに湿気の多い日本の夏は、カビの発生条件がそろいやすいので注意が必要です。

でも、自分でできるお掃除には限界があります。 フィルターや吹き出し口は手が届いても、熱交換器やファンの奥までは市販のスプレーでは不十分なんです。

そんなとき頼りになるのが、プロによる分解クリーニング。


  • 高圧洗浄機で奥の奥まで徹底洗浄

  • 防カビ・抗菌コートのオプションで再発予防

  • 熱交換効率が回復して、電気代が約20%下がったというケースも


また、送風がパワフルになったり、ニオイがなくなったりと体感できる変化も多いです。

おすすめのタイミングは、冷房を使う前の5〜6月、または暖房を使い終わった春先。 年に1回、少なくとも2〜3年に1回を目安に依頼すると、快適さと節電の両方が叶います。


エアコンの効きが悪い、音がうるさい、なんとなくカビ臭い…そんなサインを感じたら、早めにプロに相談してみてくださいね。



▶︎4. エアコン節電方法を活かす!家の工夫でさらに快適に


4.1 遮光カーテンや断熱シートで室温をキープ

断熱対策は、エアコン節電方法の中でも“見落とされがちだけど効果バッチリ”なポイントなんです。

エアコンで冷暖房をしても、外の熱や冷気が入ってきたら意味がありませんよね。 とくに外に面した窓や壁からは、夏は約70%、冬は約50%の熱が出入りしていると言われているんです。


そこで役立つのが、遮光カーテンや断熱シート

たとえばこんな工夫で室温をしっかり守れます。

対策アイテム

節電効果の内容

遮光カーテン

太陽光の侵入を防ぎ、夏の室温上昇を抑える。冷房の効きをキープ

断熱カーテンライナー

カーテンの裏に吊るして冷気をシャットアウト。冬の暖房効果UP

窓ガラス用断熱シート

窓からの熱の出入りをブロック。夏も冬も有効

アルミ製日よけ(すだれ)

室外で熱をカット。室内に熱を入れない対策に効果的


特に真夏の昼間や、冷え込む夜は効果が実感しやすいです。 遮光カーテンを閉めているだけで、冷房の効きが早くなったり、設定温度を1〜2度高くしても快適に過ごせたりしますよ。

また、こうしたグッズはホームセンターや100円ショップでも手軽に購入できます。 費用を抑えて節電効果を得られるのが嬉しいポイントです。


4.2 窓の開け閉めや換気タイミングもポイント

「換気=エアコンを止めるべき」と思っていませんか? 実は工夫次第で両立できるんです。

とくに最近は、室内の空気を新鮮に保つために、1時間に1回の換気が推奨されていますよね。 でも、ただ窓を開けるだけでは冷気や暖気が逃げてしまって、エアコンがフル稼働になってしまうんです。


そこで、節電を意識しながらの換気には、こんなコツがあります。


  • 涼しい時間帯(朝・夜)に換気する:外気温との差が小さいタイミングを選ぶと、室温への影響が少なくてすみます。


  • 窓を2カ所開けて空気の通り道を作る:対角線の位置にある窓を開けると、短時間でも効率よく換気できます。


  • 扇風機や換気扇でサポートする:風の流れを作ることで、部屋の空気がムラなく入れ替わります。


  • カーテンやブラインドを閉めながら換気:風を通しながらも直射日光や冷気の侵入を抑えることができます。


また、換気後はすぐに窓を閉めてエアコンを再稼働させるのもポイント。 窓を開けたままダラダラ換気するよりも、短時間で一気に行う方が節電効果は高いんですよ。


4.3 エアコンの買い替え時期と選び方のコツ

古いエアコンを使い続けているなら、節電の近道は“買い替え”かもしれません。

10年以上使っているエアコンは、見た目がきれいでも内部のパーツや機能が劣化している可能性があります。 とくに2000年代前半のモデルと比べると、最新モデルは年間電気代が約30〜40%も安くなるとも言われているんですよ。


以下のような症状があれば、そろそろ買い替えを検討するサインかもしれません。

チェックポイント

買い替えのサイン

エアコンの使用年数

10年以上使っている

運転時の音がうるさい

異音や振動が気になる

電気代が年々高くなる

効率が悪くなっている可能性

風が弱くて効きが悪い

フィルターやファンの劣化かも

ニオイが気になる

カビや汚れの蓄積が原因のことも


そして、買い替えるなら省エネ性能や機能面にも注目したいところ。

おすすめの選び方はこちらです。


  • 省エネラベル(統一省エネラベル)で「星の数」が多い機種を選ぶ

  • 自動お掃除機能がついていると、フィルター掃除の手間が省ける

  • AI自動運転や人感センサー付きモデルなら、ムダなく快適に

  • Wi-Fi対応なら外出先からも操作できて、ON/OFFの切り忘れ防止に◎


価格だけを見ると買い替えをためらうかもしれませんが、毎月の電気代が大幅に下がることを考えると、数年で元が取れるケースも多いんですよ。



▶︎5. エアコン節電で快適&おトクな暮らしを


5.1 まとめ:小さな工夫が大きな節電に

ちょっとした使い方の見直しだけで、電気代はしっかり節約できるんです

ここまでご紹介してきたように、エアコンの節電方法は意外と身近な工夫ばかりです。


たとえば、

  • 設定温度を少し見直す

  • 風向きや風量を工夫する

  • カーテンや断熱アイテムを使う

  • フィルターを定期的に掃除する


これだけでも、月々の電気代に差が出る可能性があるんですよ。

「節電=我慢」と思われがちですが、そうではありません。 効率よく使えば、快適さをキープしたまま電気代をカットできるんです。

まずはできるところから試してみるのがコツ。 一つずつ取り入れていけば、無理なく続けられますよ。


5.2 プロに頼るのも節電の近道

自分でできることに限界を感じたら、プロの力を借りるのが一番手っ取り早いです。

エアコンの効きが悪い、電気代が下がらない、そんなときは内部の汚れや不具合が原因かもしれません。

そうなると、いくら設定や風量を工夫しても節電効果はあまり感じられません。


そんなときにこそ、プロの点検やクリーニングサービスの出番なんです。

プロに依頼するメリットはたくさんあります。


  • エアコン内部までしっかり洗浄してくれる

  • 効きが改善し、電気代が安定する

  • 故障を未然に防げる

  • 自分では気づかない不調もチェックしてくれる


年に1回のメンテナンスが、1年分の電気代節約につながることもあります。

快適で安心な暮らしのために、定期的なプロのチェックもぜひ検討してみてくださいね。



▶︎エアコンの節電方法にお悩みなら、有限会社REFIXにおまかせください

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そんなときは、プロに相談するのがいちばん安心です。


有限会社REFIXは、愛知・岐阜・三重の東海3県で空調メンテナンスに幅広く対応している専門業者です。 エアコンクリーニングから点検、修理、新規取付まで、空調に関するお悩みをまるごとサポート。 経験豊富な技術スタッフが、お客様のお悩みにしっかり寄り添い、確かな技術で対応します。


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